サステナビリティ戦略 -tab

課題の抽出
(リスクと機会の洗い出し)

社会的な課題について、SDGsや日本国内外のマクロ的な動向、サステナビリティ報告書の枠組みを制定しているGRI(グローバル・レポーティング・イニシアティブ)等を参照しました。

外部的な視点での評価

各省庁の政策、業界の動向、主な拠点である千葉県八千代市の自治体の総合計画、顧客が掲げているマテリアリティ(重点課題)を参照しました。

自社の今後の方針・期待に
応えることができる部分を整理

本業のバリューチェーン上(主活動と支援活動の両側面)について、正のインパクト最大化及び負のインパクト最小化について検討しました。

全てのプロセスを考慮し、
戦略的重要課題を確定

本業のバリューチェーンを越えて、社会全体における機会や潜在的に抱えるリスクについても考慮し、それらについて主力事業である廃業物処理事業だけでなく、包括的に社会課題にアプローチできる部分を検討しました。

限りある資源を大切に

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主なテーマ

  1. 廃棄物の適正処理

  2. 再資源化の推進

2023年の実績と今後の方針

マテリアルリサイクルの推進

マテリアルリサイクル

再資源化率向上のため、廃棄物の分別徹底に力を入れておりますが、これは排出事業者様のご理解ご協力をいただきながら進めております。廃棄物の適切な分別により返品件数の削減にもつながると共に、より多くの廃棄物を燃料や原料として再利用できるようリサイクルにおける技術革新を進めています。

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フォークリフトのEV化

省エネルギー(電気・ガス・燃料)

当社では、エネルギー使用の削減のため以下の取り組みを推進し、CO₂排出量を2030年までに25%削減することを目指します。

  1. 休憩時間の消灯、事務棟での太陽光の採光推進、残業時間削減による電力使用量の削減
  2. 太陽光パネルを使用したEV車両の充電器の導入によるモバイル等の充電
  3. クールビズ・ウォームビズ実施によるエアコンや着衣での温度調整による電力使用量削減
  4. 営業本部における在宅勤務や直行直帰の活用、公共交通機関の積極的活用
  5. フォークリフトEV化の推進(今期4台導入)
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再資源化の向上

省資源(紙・プラ)

紙使用量削減の一環として、今期工場内にタブレットを複数台導入しました。工場の安全チェックリスト、品質管理シート等全て端末上で管理が可能となり、業務の効率性向上に繋がっています。また、事務棟では昨年に引き続き、社内申請書類のDX化を進めております。それに並行して、紙を使用する場合は分別やリサイクル、裏紙の積極的な活用を行っています。

プラスチック利用の削減に関しては、具体的な取組みを試案中で、来期新たな取組みをスタートしたいと考えております。

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サーマルリサイクル

ボイラーガス利用の削減を目標にしておりますが、2023年度は、ボイラー周辺で工事が数回発生したため、ガスの利用量が増えております。今後、焼却炉定期修繕期間の短縮により、これまで以上の安定稼働を図るべく、耐火材を変えるなど実証実験を行っております。更なる技術革新を推進し、サーマルリサイクルに貢献してまいります。

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今後2~3年の計画

  1. 稼働率の向上を踏まえた設備改善と生産体制の構築
  2. 新たな技術開発による再資源化事業の拡大

2030年のありたい姿

サーキュラーエコノミーの達成に意欲的に取り組み、廃棄物の適正処理継続によるリサイクル燃料の提供を通じ、マテリアルリサイクルの加速化を推進する会社の実現

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